【ポケモン竜王戦予選2020】サンダーザシアン対面構築【最高最終1757 80位】
・始めに
初見の人は初めまして、2度目以降の人はお久しぶりです。チュンと申します。年明けからポケモン離れていたこともあって2年ぶりの記事になるので疎い文章になると思いますが最後まで読んでくださると嬉しいです。
・このルールに挑むにあたって
竜王戦の構築記事を読むにあたって1番需要がありそうな内容がこの禁止伝説解禁ルールに対する各々の考察でしょう。
上記の画像がざっくりではありますが個人的に環境に出てくるだろうと思っていた禁止級伝説ポケモンです。予選終わった後に作成したので、予選前と思考と比べると多少ずれがあるかもしれませんがそこはご了承ください。まず始めに、このルールが発表された当初は誰もが1強になると思っていたのではないでしょうか?自分はそうでしたので、最初は受けて切り返せそうなを軸にした構築を考えていました。しかし、直後に開催された仲間大会ではがかなり見受けられ、臆病スカーフがの上をとってワンパンできることもあり禁伝解禁ルールでは見慣れたがいたこともあり自分の中ではの通りが次第に良くなるんじゃないかなって思考がありました。それで、この環境は、、の3体をトップメタにして環境が動いていくのではないかと考えました。このメタを禁伝で張ってくるのであればどのポケモンを使うのか考えた際に候補に挙がってきたのがrank Aのポケモンです。受けの、受けの、受けのって感じで出てくるんじゃないかなって思いました。実際は受けは通常ポケで対策してくる人が殆どだった為は見かけませんでしたが……。また、ここまではあくまで受けに回る際のメタでありいずれもsラインが高いことからトリル展開で動かしてくるだったりが出てくるんじゃないかなって思ってました。そして、この辺に対してかなり強めに出ていけるが一定数存在するだろうってことまでがこのルールにおける禁伝使用率の個人的見解でした。
上記をもとに通常ポケの考察を開始し、個人的に環境に出てきそうに感じたのが上画像です。複数回仲間大会に潜って潜るたびに代わる環境を見てきたので、絶対的に環境をつかむのは無理だろうと思いました。実際に仲間大会に潜ってみて感じたのは各々考え方が違うことや個人的にみて変わった対策をとる人たちもいることでした。それを踏まえて通常ポケはこの辺りが来るだろうなって思ったのがこの結果です(rank Aに
入れたつもりが抜けてました…)。まず始めにを受けれるポケモンを考えたところ、が思い当たりました(実際には辺りも受けれた)。次にを受けれるポケモンを考えた時に自分はくらいしか思いつきませんでした。受けに関しては7世代竜王戦の構築で軸にしてたポケモンなので、貯水呼び水はもちろんのことは来るだろうなと思ってました。の切り返しにが使われることは想定していたので、コピーされても切り返せるは軸には入ってくるだろうと思ってました。を上から倒せるも一定数の採用はありそうだったことを考えてこのようなメタランキングになりました。細かいところ離せばキリがないので一応これくらいでやめておきますが、他のランキングに入れたポケモンはストッパー性能だったり崩し性能が高いところ、上位予想ポケモンに対して強く出れることなどを考慮して入れました。(時間できたら徐々に追記していくかもです…)
・構築経緯
上記の予想をたてたうえで構築を用意していったわけだが、を軸にしていて辛いへの対策をたてることからスタートした。仲間大会を通して
の通りがよかったことやに強く出てくるポケモンに対して強く出れることからこの2匹をもとに構築を練っていった。禁伝トップメタと考えていた3匹に対して強く出ていけるようにを採用、仲間大会で多かったに強く出れるを添えて構築を完成させた。正直個人的にはかなり完成度は高めだと思っていたのだが、実際はの2匹がかなり重くなってしまった(メテオドライブでぬおー突破してくんのズル過ぎるよ…)。
・構築紹介
ザシアン@朽ちた剣
不撓の剣
陽気 a252 s252 余りd
身代わり
剣の舞
この構築の軸。
初手から出すことで相手の交換を強制し、こちらの有利対面を作れる絶対的エース。有利対面身代わりから入ることで入り以外には1匹切らせることが出来るくらいには強かった。初手投げして雑に扱ってもよし、裏において圧をかけておくのも良しで相手の選出次第では3タテする試合も少なくなかった。剣の舞を積む場面がほとんどなかったこと、積むよりも2回殴る方が強かったことからこの枠を噛み砕くに変えておけば拾えた試合増えたのかなって思ってます。
サンダー@命の珠
静電気
臆病 c252 s252 余りd
10万ボルト
暴風
熱風
羽休め
この構築の基本的なダイマ枠。
や相手への圧力が凄くこのポケモンのおかげで拾った試合も少なくなかった。よく運ゲー製造機と言われるだけあって技外しで苦しんだ場面もあったが麻痺混乱火傷引くことも多かった。正直10万ボルトをボルトチェンジに変えればよかったな~って少し後悔しているが10万ボルトで勝てた試合もあったのでどっちがいいのかはプレイヤー次第なのかなって思います。このポケモンが誘うにが強く出れる点も含めてかなり相性が良かった。
霊獣ランドロス@お盆の実
威嚇
腕白 h252 b252 余りs
空を飛ぶ
岩石封じ
蜻蛉返り
後出しからを相手できるほか、ストッパー運用されやすいに強い点から採用。威嚇撒くだけでも強いし、対面操作しやすいのも良かった。ただ、と重いポケモンが重なるため通しにくいことが多く序盤くらいしか役目がなかった気がするので、弄る余地はあったのかなとも思う枠。後述するがを構築に入れていたこともあり、アタッカー使用した方がよかったのではないかと思ってます。
バンギラス@弱点保険
砂起こし
慎重 h252 a20 d236
ロックブラスト
噛み砕く
瓦割り
所説枠その1
対対策として入れたが全くって程違う役割でしか使用しなかった。弱点保険発動後のダイロックで確1までaに振り、残りhdに振った。珠が増えたこともあって安易に後出しできないことが多かった。正直少しb方面にも調整加えるべきだったと思う。で巨獣斬で削ってから引く動きをすることが多かったので、こいつにチョッキを持たせた方が強かったかもしれない。後述のと合わせてもっと考察するべきだった。
ルンパッパ@突撃チョッキ
すいすい
控え目 c252 s252 余りd
冷凍ビーム
気合玉
所説枠その2
そもそも役割対象のが全くいなかった為ほとんど置物だった枠。正直ここまでいないとは思っていなかった為、所説枠とは言ったが1番使うと思っていた枠だった。
と最後まで悩んでいたが、にダイマを切ることが多かったためダイマを切らずに扱えるからと採用した。役割対象相手にさえ択ゲーになるので使いにくさはあったが、しっかり働いてくれたので採用した価値はあったと思います。気合玉外さなかったのは偉いけど、がd振りしかいないせいでなかなか相手にしずらかった。
ヌオー@食べ残し
天然
図太い h252 b252 余りd
熱湯
自己再生
守る
毒ヶ
この竜王戦ルールの中で1番信頼しなきゃいけなかったのに最終日迄信頼しきれなかったポケモン。最初から信頼していればもっと勝ててただろって訴えかけてくるくらいには最終日頼らせてもらった。構築で重すぎるを積む前に焼けば勝てると知ってからすごく出すようになった。初日に突破されて受からないと思いこんでいたのがダメだった。このポケモンいるだけですごい安心感がありました。でコピーされても問題ないから初手から投げれた1つの要因でしたし、おかげで相手の選出に依存せずに選出通しやすかったです。
・選出&立ち回り
基本選出
+ + @1
@1は最終日までは相手の構築次第で決めていたけど、最終日は基本的にでした。
だいたいこの選出で勝てるので、過去の竜王戦で禁伝絶対選出は勝てない1番の要因だったのが少し自分の中で覆りましたね。
正直基本選出ばっかで他の選出パターンはないに等しかったですが、どうしてもガンメタ構築にはさせないので、その場合は + + @1って形で選出してました。受け相手にも基本選出でだいたい通せるので困らなかったのと、個人的に1番懸念していた軸には何度か当たりましたが1度も選出されなかったです。
・結果&順位
序盤勝ち負けを繰り返しすぎたのが痛かったですが、かなり健闘出来たんじゃないかなと思います。勝敗は覚えてないのでHOMEの方に出てから追記します
・最後に
最初にも書きましたが今年に入ってからポケモンから離れていて、約1年ぶりにポケモンをやったわけですが正直ここまで上がってこれるとは想像していなかったです。本音を言えば予選抜けたかったですが、上のレート見て異次元だと思ってしまったので今はここまで来れたことに満足しています。この程度の実力しかありませんが、いつかあのトップ争いに加われればな~って思っています。久々にポケモン触って熱くなれたのでまたランクマ潜ろうかなってうっすらですが考えてます。対戦してくださった方々ありがとうございました。
~special thanks~
ザシアン貸してくれて、結局譲ってくれたシーベル君
p.s.
今回の竜王戦について思ったこと
7世代の竜王戦と比べて抜けラインがかなりインフレしていた今回の竜王戦予選ですが、おそらく1番の原因は順位がひとめで分かることのせいだと思います。昔のオンライン大会はレートしか見えず上に何人いるのかわからない状態での挑戦でしたのでキープするラインが明確にならず、Twitterの情報などを頼りに各自キープラインを決めていたと思いますが、今回は上に何人いるのか明確なうえに2人しか予選抜け出来ないということで1位以外は潜らざるを得ない状況ができてしまったせいだと考えられます。今後のオンライン大会がどうなるかはわかりませんが、この環境でやらされるのならばボーダーはホントにギリギリまで上がるでしょうし何なら全勝してもマッチング次第では抜けれない状況すら出来るんじゃないかと思います。この環境どうにかならないのかな~ってのが個人的に思うことです。
あと、まじめに考察してた人なら思うことだと思うんですけど、オンライン大会中の動画や配信による情報漏洩が7世代に比べてやたら多かったなって思います。対戦数限られた大会において情報漏洩はかなりのディスアドバンテージだと理解してない人が増えたってことだとは思うんですけど、自身だけでなく周りにも迷惑かけてるってことを自覚してほしいですね。今後オンライン大会期間中においての動画投稿や配信は控えてくれるとありがたいです。